ベルギーエレクトロニカ、Styrofoamの新作PV公開

ベルギーのエレクトロニカ・ユニット、スタイロフォームが昨年リリースしたアルバム『DISCO SYNTHESIZERS & DAILY TRANQUILIZERS』から、『Carolyn』のPVが公開された。

都市型秋フェスneutralnationにPrefuse73、ブンブン出演

2009年から開催されている秋フェスneutralnationが今年も9月19日(月・祝)にお台場シーサイドコートで開催される。
昨年から会場を野外に移し、都市型フェスらしい、エレクトロニカやブレイクビーツ系のアーティストが多く顔を揃え、毎年独特のラインナップで夏フェスシーズンの幕締めとなっている本イベント。
第一弾アーティストとして、Prefuse73、BOOM BOOM SATELLITESの出演がアナウンスされており、今年も洋邦から豪華な面子が揃いそうだ。

異国の風景を奏でる「プリペアード・ピアノ」

クラシックの旋律と、北欧ポスト・ロックの要素が絡み合う不思議な音風景を奏でるのは、ドイツの音楽家ハウシュカ。ドイツ・デュッセルドルフを拠点に活動する、ピアニスト・作曲家で、プリペアード・ピアノの可能性を探究している、世界的にも珍しい音楽家だ。
プリペアード・ピアノとは、ピアノの弦にゴム、金属、木などを挟んだり乗せたりすることでピアノ本来の音色を変えた楽器であり、彼の音からは、クラシックや音楽理論よりも、ポスト・ロックやテクノ、エレクトロニカといった音への理解を感じられる。
ムーム、マイス・パレード、スピリチュアライズドといった面々と共演してきた彼のライブも評判は高く、09年以来久々の来日を楽しみにしたいところだ。

Nabowa、ツアーファイナルにACO、リトテンメンバー参加

6月26日(日)青山CAYで開催される、Nabowaの春ツアーファイナル公演のゲストに、昨年リリースしたアルバムに収録されていた「キッチンへようこそ」でヴォーカルをつとめて頂いたACOと、新作リリース間近なLITTLE TEMPOのGen Tamuraが参加する事が発表された。
FUJI ROCK FESTIVAL'11への出演も決定し、野外フェスには欠かせない存在となってきたNabowa。夏に向けてグルーヴを高めていく彼達の到達点を是非体験して欲しい。

メタモ第4弾にGALAXY 2 GALAXYら3組


9月3日(土)に開催されるメタモルフォーゼ2011の、出演者第4弾が発表された。
今回追加されたのは、出演形態を調整中であったMAD MIKE率いるGALAXY 2 GALAXY。
今年の特徴となっている、生音系出演者に更なる深みを加えるのは、アフロビートの元となったハイライフシーンの50年代〜60年代を代表するアーティストであり、70代半ばの年齢ながら未だ現役の、西アフリカシーンの伝説、Ebo Taylorが、Afrobeat Academyを引き連れて出演。
そして、rei harakamiの3組が発表された。更なる追加出演者も発表されるとの事なので、続報を待とう。

秋タイコ、今年も開催決定

TAICOCLUB主催の野外フェスTAICOCLUB camps’11、通称”秋タイコ”の開催が発表された。
会場は昨年と同じく、新潟県中魚沼郡津南町「ニュー・グリーンピア津南」。フェス好きにはお馴染みの越後湯沢近辺で開催される。東京から3時間、大自然に囲まれた素晴らしい会場には、広々としたフラットな芝生のキャンプスペースはもちろん、会場内に温泉付きのホテルも完備。公園遊具で遊ぶもよし、雨のときは体育館へ雨宿りするもよし、野外フェスとしてはこれ以上ない理想的な会場となっている。
春タイコに並び、リピーターが増えている秋フェスの注目株なだけに、今年も早めのチケット確保をオススメする。また、出演者発表も含めた詳細は後日発表予定とのこと。

エミネム 旧ユニットBAD MEETS EVIL復活


エミネムが90年代後半にRoyce Da 5’9″と結成していた、幻のユニット、BAD MEETS EVILが復活を果たし、新作『ヘル:ザ・シークエル』をリリースする。
ラッパーとしての現役復帰発表後、全盛期のキレを取り戻すのに時間はかかったが、体も絞り、遂に帰還したエミネムの原点回帰とも言える作品には、ブルーノ・マーズはじめ豪華な客演が揃っており、ソロともD12とも違う、二人ならではの自由な世界観が広がっている。

リトルテンポ、太陽に恋する新作完成

リトルテンポ、3年ぶりの新作、『太陽の花嫁』が6月22日(水)に発売される。
スティールパンを中心とした、生演奏でのグルーヴが魅力の彼達だが、本作では打ち込みを取り入れるなど、新機軸の音を模索している。ゲストミュージシャンには大野由美子(Buffalo Daughter、Sunshine Love Steel Orchestra)、トロンボーン奏者でMASAmatixの新作やNAOITO bandにも参加している、icchie(ex.DETERMINATIONS)、外池満広(DRY&HEAVY)などが参加した豪華な仕上がりになっている。
また、FUJI ROCK FESTIVAL'11などの夏フェス出演を経て、9月16日(金)に本作のレコ発ライブを、東京・恵比寿のLIQUIDROOMで開催する事が発表された。ライブ仕様に仕上がっていく楽曲、秋の入り口に夏を思い出す様なスティールパンの音色に身を預けてみてはいかがだろうか。

今週末、リキッドロフトにダブマスター集結

6月8日にリリースされた、日本を代表するレゲエ、ダブ・アーティストが一同に集結した、コンピレーションアルバム「DUB CONFERENCE」のリリースパーティーが、今週末6月18日(土)に開催される。 初のソロアルバムを発売予定のMASAmatix from Audio activeや、Likkle Mai、そして、ハウスの巨匠DJ NORIが貴重なダブセットを披露する、貴重な一夜となりそうだ。
なお、コンピレーションアルバムには、クラブ界隈で話題になっている、奇妙礼太郎トラベルスイング楽団『機嫌なおしてくれよ』のDJ YOGURT & KOYASUによるDUBミックスバージョンをはじめ、映画『ミツバチの羽音と地球の回転』サウンドトラックからRasTakashi『Bright Future DUB』など、貴重な楽曲が多数収録されているので、こちらもチェックして欲しい。

Audio Active 中心人物、初のソロアルバム発表

昨年朝霧Jam2日目にも、朝から高濃度のDUBを叩き込み、空気を狂わせていたMASAmatix。今年FUJI ROCK FESTIVAL'11にも出演が決定している彼が、初となるソロアルバムを6月15日(火)にリリースする。
構想約10年、長らく沈黙を続けていたAudio Activeのフロントマンである彼が、ダブやレゲエに囚われない、ダンス・ミュージックにフォーカスした本作。Likkle Mai、THE Kという、元DRY & HEAVYメンバーが参加したボブ・マーリーのカバーなども収録されており、この夏のダブ盤リリースの中でも重要な作品となるだろう。

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