NATSUMEN 5年ぶりの新作リリース

FUJI ROCK FESTIVAL'11にも出演するハードコア・フリージャズバンドNATSUMENが、5年ぶりの新作『Fracture』を9月28日(水)にリリースする事が明らかとなった。
活動休止、度重なるメンバーチェンジを経て、満を持してのリリースとなる本作は、コアメンバーのAxSxEが立ち上げたレーベル『Zommer』による初の作品となる。また、10月にはカナダツアーも決定し、帰国後には国内でワンマンツアーも開催するとのこと。
各地の夏フェスで大暴れし、秋にも”夏を終わらせるな”というバンドの初期衝動に沿って、各地を猛暑にすること間違い無しのNATSUMENの活動に期待しよう。

フジ10年ぶり来日のラテン・ギタリスト、単独公演決定

FUJI ROCK FESTIVAL'11 二日目、最奥の多国籍地帯、オレンジコートに出演するMarc Ribot Y Los Cubanos Postizosの単独公演が、8月4日(木)渋谷CLUB QUATTROにて開催される。
10年ぶりの来日となるMarc Ribot、トム・ウエイツやエルビス・コステロ、ノラ・ジョーンズのバックバンドなどに参加しているミュージシャンで、”偽キューバ人たち”と名付けた編成での本ユニットでは、アダルトなラテンミュージックを繰り広げている。
夏の夜にピッタリな音を鳴らしてくれる事間違いないので、苗場に行く方も行けない方も是非チェックして欲しい。

WILCO、自主レーベルから初となるシングルをリリース

FUJI ROCK FESTIVAL'11ではホワイトステージの大トリを努めるWILCO、彼達が立ち上げたレーベル、dBpm Recordsから初となる7インチシングル、『I might』を発売する。
今週末マサチューセッツ州ノースアダムスで開催されている、ソリッドサウンドフェスティバルの会場にて先行販売されている本作、同レーベルから年内にアルバムリリースを予定しており、苗場にてこの曲が演奏される可能性は高そうなので、是非チェックを。

スカパラ茂木×加藤による新バンド アルバムをリリース

東京スカパラダイスオーケストラ/フィッシュマンズのドラム茂木欣一と、同じく東京スカパラダイスオーケストラのギター加藤隆志、そしてPolarisの柏原譲による新バンド、so many tearsが9月7日にデビューアルバム『so many tears』をリリースする。
マスタリングを手がけるのはテッド・ジェンセン、スカパラの派生系などではなく、全く新しい音楽を作る為に立ち上げられたこの新バンド、9月には東京、大阪にてライブも決定しているとの事なので、詳細を楽しみに待とう。

Nujabes × Shing02 Luv(sic)新3部作始動

Nujabesの突然の訃報が報道された後、昨年3月Club asia14th AnniversaryにDJ A-1と出演したShing02は、全編Nujabesのトラックにてライブを行った。Luv(sic)三部作に込めた想いを告げ、惜しげも無くメドレーを畳み掛けた後、彼はこのプロジェクトについて語り始めた。
「事故以前からLuv(sic)の新3部作のアイデアは暖めていて、Nujabesと楽曲を作り始めていた。事故の後、Nujabesの携帯からpart.6のビートが出て来て、この音を責任もって完成させなければいけないと感じた。」
初の共作となったpart.1から10年、代官山UNITやメタモルフォーゼでの追悼ライブを経て、遂にこの3部作がうぶごえをあげる。
先日発売された配信音源に続き、誰もが待ち望んでいた、アナログでの販売予約が開始された。発売は7月上旬を予定しているが、詳細は下記オフィシャルページにて随時発表されるとのこと。”出逢い”から始まる新しい物語を是非チェックして欲しい。

イーノ新作発売記念トークショー開催

WARP RECORDSへの移籍後、2枚目となるアルバムをリリースしたばかりのブライアン・イーノ。本作『ドラムス・ビトウィーン・ザ・ベルズ - ブライアン・イーノ・アンド・ザ・ワーズ・オブ・リック・ホランド』の発売を記念したトークショーが7月2日(土)タワーレコード新宿店にて開催される。
トークショーには、アルバムのライナーノーツを執筆した大鷹俊一、畠中実。ゲストとして、Logic Systemでの活動を再始動した松武秀樹が参加。ブライアン・イーノ本人の出演は無いのでご注意を。
新宿店・渋谷店・秋葉原店にて同アルバム購入すると、先着で特典引換&優先入場券が手に入れられるとのことなので、アルバムの世界観をより深く理解したい方は是非参加しよう。

Radiohead、新曲『ステアケース』を緊急発表

グラストンベリー・フェスでのシークレット出演発表も話題になっているレディオヘッドが、新曲『ステアケース』のライブ映像を突如発表した。
Youtubeにて発表されたこのスタジオライブ映像は、世界各地のテレビ局で放送が予定されている、アルバム『ザ・キング・オブ・リムス』の最新ライブ映像『フロム・ザ・ベースメント』の一曲とのこと。日本での放映予定は現時点で未定となっている。
ライプにはポーティスヘッドのライブ・サポートを務めるクレイヴ・ディーマーが参加しており、ツインドラム、6人編成で繰り広げられる、壮大且つ緻密な音景は必見。

(仮)ALBATRUS、最新ライブ音源を期間限定無料配信


先日開催された、TAICOCLUB'11や、渚音楽祭 東京、SYNCHRONICITY'11、これ達のラインナップを見ていると、一際目立つバンド名、"(仮)ALBATRUS"。この(仮)を含めて正式名称となっているバンド、アルバトラスがSYNCHRONICITY'11でのライブ音源を、6月末までの期間限定で、無料配信する。
ライブの目撃者によると、ある時はアコースティックでの四人編成だったり、メンバーが会場によって異なっていたり、音源は未リリースにも関わらず、昨年からいくつものフェスに出ている(仮)ALBATRUSは、宛らジャムバンドの様にその形を自在に変えている。
犬式活動休止後に、三宅洋平とPeace-Kを軸とし、らぞく越野竜太、Soil & "Pimp" Sessions元晴、様々なミュージシャンのサポートを努めるベーシスト小林眞樹を中心メンバーとして活動している(仮)ALBATRUS。
関係者によると、今年の夏はフェスなどへの出演を控え製作期間とし、冬には初となるスタジオ音源の正規リリースを企画しているとのこと。今後の活動も含め、注目していこう。
また、本音源の最後には、解散したCro-magnonのメンバーによる、REBEL7のサプライズセッションも含まれているので、この貴重な音源を是非チェックして欲しい。

Nabowa、初の歌モノアルバムが完成

今週末26日(日)に青山EATS and MEETS Cayにて、ツアーファイナルを行うNabowa。彼達が初のボーカルアルバム『duo』を9月14日(水)にリリースする事を発表した。
Port of Notes、岩崎慧 (セカイイチ)、次松大助 (ex.The Miceteeth / MaNHATTAN)、小池光子 (ビューティフルハミングバード)、長谷川健一といった、彼達の音と明らかに相性が良いであろう、暖かな歌い手を迎えて制作された本作は、インストゥルメンタルバンドとして活動して来た彼達の、一つの到達点となる事は間違いないだろう。

都市型フェス第2弾発表でmouse on the keysら3組追加


9月19日(月・祝)にお台場シーサイドコートで開催されるneutralnationの第2弾出演者が発表された。
昨年から会場を野外に移し、都市型フェスらしい、エレクトロニカやブレイクビーツ系のアーティストが多く顔を揃えているが、今回はmouse on the keys、THA BLUE HERBからO.N.O、にせんねんもんだいの3組が追加発表された。
まだまだ数多くのアーティストが追加されるとのことなので、先の話だが秋の3連休、どのイベントに行くかも含め、検討を始めておいた方がいいだろう。

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