世界遺産の東寺といえば、京都のランドマークとなる、日本一高い木造の塔「五重塔」で有名だが、その他にも数多くの国宝を抱えている。8世紀には、弘法大師 - 真言宗の開祖で、ひらがなを作ったともいわれる僧 - がこの寺の運営を引き受けて、人々がその教えを理解しやすいように、立体曼荼羅の制作を始めた。東寺はこれまで、繰り返し火災にあっては再建されてきたが、その曼荼羅の21の彫像は難を逃れて、講堂のなかに据えられている。毎月21日、東寺で開かれる縁日は、あの先見の明を持った僧にちなんで、「弘法さん」と呼ばれている。
Kyoto Shortlist から翻訳、編集
2009年10月更新
京都府京都市南区九条町1
アクセス東寺駅(近鉄線)
3月20日 - 9月19日 (全日 8:30 - 17:30) / 9月20日 - 3月19日 (全日 8:30 - 16:30)
拝観料¥500
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