画家・彫刻家の堂本印象 (1891- 1975) は、1966年に彼自身の美術館を建てている。精巧な建築をつくりたかったわけでないのは明らかだ。その建物には、グラフィティみたいなレリーフが、ちりばめられているというのだ。印象は、西陣織のテキスタイル・デザイナーとしてキャリアをスタートさせたが、後には日本を代表するモダン・アーティストの一人となり、じつにさまざまな技法や画題を駆使する作品を世に送り出した。この美術館では、日本の伝統的な画題から、抽象表現への傾倒まで、振り幅の広い、彼のキャリアの変遷を追うことができる。
Kyoto Shortlist から翻訳、編集
2009年10月更新
京都府京都市北区平野上柳町26-3
アクセス12・50・59番バス
火 - 日 9:30 - 16:30
入館料¥500
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