僧侶から天皇に即位した後白河法皇のために12世紀に建立された三十三間堂は、いくつかの名声で名高い。120mの長い廊下は日本における木造建築物では最も長いものである。そこは、宮本武蔵の最も有名な決闘のひとつが行われた場所でもあり、毎年1月には、弓術競技会が開催されている。長い廊下に足を踏み入れると、なぜ、この寺院にそのような人気があるのかが理解できるかもしれない。息を呑むような1,000体の菩薩観音の金彫像が整然と並び立ち、参拝者へのご加護を施している。中央には、82歳であった名彫刻師・湛慶による1254年作、高さ3mの観音像が配置されているが、写真撮影は禁止されている。
Kyoto Shortlist から翻訳、編集
2009年10月更新
京都府京都市東山区三十三間堂廻り町657
アクセス七条駅(京阪線)
4月1日 - 11月15日 (全日 8:00 - 17:00) / 11月16日 - 3月31日 (全日 9:00 - 16:00)
拝観料¥600
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