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イベント・ホライズン : 2010年夏のパブリックアート in ニューヨーク

ニューヨークでは夏が近づくと野外で楽しめるコンサートやアートの話題が多くなる。2010年、アート分野で話題なのは、3月26日からスタートしたアントニー・ゴームリーのパブリックアートプロジェクトだ。

マンハッタン・フラットアイアン地区北エリアの“様々”な場所に点在しているのは、ゴームリーが自身の体から型をとってつくった31個の彫刻作品。そのほとんどである27作品の展示場所として選ばれたのは、マジソンスクエア公園周辺のビルの屋上や上部など、とにかく高いところ。等身大の人間の姿をした物体が、普段多くのニューヨーカーが接しているビルの屋上にあるのだから、面白い。

ビルの上に設置されてない残りの4作品は公園周辺の地面に設置されている。それらを身近に見た後に、ビルを見上げ、遠くにある作品との距離感を楽むのがいいだろう。

イベント開催に合わせ、タイムアウトニューヨークが、イベント・ホライズンを楽しむためのガイドを編集した。作品場所がひと目でわかるマップ、展示場所として参加しているフラットアイアンビル、クロックタワーなどマンハッタンのランドマーク的ビルの歴史など情報が満載。PDFで楽しめるデジタル版のダウンロードは公式サイトの右上から。

Event Horizon は、2010年8月15日まで

http://eventhorizonnewyork.org/

おまけ)マジソンスクエア公園には、ニューヨークで一番美味しいと評判で2009年タイムアウトニューヨーク誌のベストバーガーリストにも選ばれたハンバーガ屋さん『Shack Shack』がある。晴れの日などは行列覚悟だが、食べてみる価値はアリなので、ぜひ。

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